偽随筆 ・ 旭川いじめ凍死自殺事件
【EGO-WRAPPIN' / 色彩のブルース】
お酒を飲む習慣はありませんが、そんな気分にさせる曲ですね。
今年も最終月になりました。
今年3月、一人の女子中学生が凍った状態で公園で発見されました。彼女は2月中旬から行方不明になり捜索願も出されていましたが、最悪な発見となりました。
そうしてこの事件、調べもしないで当初は事故として片付けられていたというから信じられません。
とてもとても闇の深い事件で、もしかしたらその全てを知る者はいないのかもしれません。
まず突破口を開けたのはやはり「文春」でした。
瞬く間に事件の背景にいじめがあったと拡散され、主犯者の実名・顔晒しまで2~3時間だった、と言われています。
いじめはいじめの域を超えて犯罪的であり、関わった人物の多さもわかってきました。
そこにはこの事件にYouTuberさんの力が大きく働いた事は確かです。中にははっきりと明言はしていませんが、自殺ではなく他殺という線で証拠集めをしている有力者の方もいます。
また、事件に対する隠蔽も明かされました。旭川市という地方都市、町の有力者に逆らっては生活できない、そんな背景が見えてきます。
学校、教育委員会、警察・・・。
旭川市では自殺という最悪な終わりは避けられましたが、かつてやはり中学校で犯罪的な強姦事件が2~3年間にもわたって起きた「前科」があります。当時とその体質は変わっていないと思われてもしかたありませんね。
被害者の方はおそらくPTSDでずっと苦しんで生きているのではないでしょうか・・・。
目の前が暗くなります。
また、事件に対しての署名活動(事件がうやむやな調査で終了した場合、正当な再調査を願うという目的など)もされており、目標は100万人という途方もない所にターゲットを絞っているようです。
もちろんわたしも署名を知った時に、その趣旨をよく見て署名しました。
わたしはこの事件で、あのコンクリ事件を思い出しました。
でもあの時とは違う!わたしたちはネットという個人の声を世間に届かせる術を手に入れました。
町が隠蔽するのを阻止しようと全国からの動きがあり、地上波のニュースでも取り上げられるようになり、時間の風化で隠蔽しようという事は難しくなりました。
そうですね、このあたりをわたしが語ると、とっても長くなってしまいそうです。
加害者が擁護され、学校側の証言や加害者のインタビューは目がくらむほどの怒りを覚えますから。
「1人の被害者の未来と10人加害者の未来」という有名なおバカ発言ですが、一人の被害者の未来の方が大切に決まっているでしょう?10人の加害者の未来は100人の被害者を生む可能性があります。
それはコンクリ事件である程度立証されています。
真面目な取り組みは有力なYouTuberさんにお任せするとして、わたしが常々考えている事でもお話しましょうか。
いじめ事件で自殺に追いやった人物なんて根が腐っています。中学生にもなればやっていい事と悪い事の区別がつかなかったなんて言わせません。
筒井先生のエッセイにヒントを得て、そういう事件の加害者は顔の真ん中に赤い縦線をタトゥーとして入れて生きてゆけばいいんです。死刑にはしませんから人道的じゃありません?
主犯格ほど線を太く目立つように、小さな関わりでもよく見ると赤い線が入るように。例えばこの事件で言えばウッペツ川に飛び込めとはやし立てた多数の人物ですね。
そんな顔に赤い線を入れた大人を見て、子供はそれでもいじめなんてするんでしょうかね?
社会的生命を断たれたようなものです、死刑にはならなくても。
子供を被害者にだけならないようにではなく、加害者にもならないようにするのが大人の務めだと思います。
最後に加藤秀視さんによる署名活動のリンクを貼っておきます。