偽随筆 ・ ほとんどの人は不幸になる
【モダンチョキチョキズ / 絶望行進曲】
懐かしいです。小学生の頃だったかな?
コーラス部分が印象的です。
現代の子供教育とか・・・、あとそうですね、音楽の歌詞なんて露骨かもしれません。
「努力すれば夢は必ず叶う」
そう教えすり込まれてきたと思うんですよね。
冷静に大人が考えたらそんなはずありません。夢がかなえられた人なんて数パーセントでしょう。なのに子供にはそういうウソを教えるのです。
中にはいい年しても頭がお花畑な人もいて(オタク関係者などに多い)、現実逃避を繰り返してるなんて場合もありそうですが、大抵の人は騙されたと気づくものです。
だからって「努力なんて一時的な結果は出せても夢をかなえられるほど甘くはない」そう教えるのも違う気はします。
それはほんの数パーセントの夢を実現できる子供の芽を摘み取ってしまう事にもなりますよね。
つまりはそんなごく一部の子供のために多くの子供にウソを教えているって捉えられると思いません?大多数の子供の犠牲は無視です。
子供の時には「キミはやればできる子だから」なんて言って騙して、夢を実現できず挫折した者のケアとかは重視していません。
「トロッコ問題」
よく言われるアレですが、すでに世間では答を出していたんです。一人の有能な人物を救う為に五人の凡人を犠牲にする事を選んでいたんですよね。
♪生まれた時から全ての疑問が答を出していた~♪(とらわれ)
「民主主義」
ざっくり言えば多数決。
マジョリティこそ正義。ごく一部の意見は抹殺される数の暴力。
なんなんでしょうね?この歪み。
とある芸人さんが言っていたお話ですが、彼が小学校卒業の日に担任の先生がこう言ったそうです。
「ここにいるほとんど全てのやつは不幸になる」
正しいかも・・・いえ正しいでしょうけど、道徳的にはどう?だって卒業して未来に夢を抱く子供に向かってですよ?
まぁ色々言ってきましたが、これはこれでしかたないんでしょうね。
やっぱりこれから重要になるのは、挫折した人のケアってことだと思います。