日記 ・ どーでもいい長いお話 (独り言ともいう ^ω^;)


わたしがネットを始めたのは、もう7年くらい前になります。
ほら、初めての頃ってよくわからず色んな所に飛んでしまったりしますよね。
そうして初めてできたネット友達が・・・その、あるフェチな方だったんです。
特殊性癖になるのかもしれないのですが、ご本人はものすごく常識的な方で楽しく交流を持てました。
そういうフェチな部分はよく理解できなくとも、嫌悪感とかは不思議となかったんですよね。「そういう人もいるんだ・・・」くらいにしか思ってなかったんです。
退いてしまう方もいるのかもしれませんが、わたしはそれも個性だとしか見てませんでした。


彼はたくさんの事を話してくれました。
本当はそんな性癖を持ってしまったことを悩んでさえいたようです。
「みもざ(当時のわたしのHN)さんはどんな話をしても受け入れてくれるんですね」
と言われたりしましたが、本当に彼に対して侮蔑や嫌悪感とかなかったんですよね。
わたしもずいぶん悩み事とか聞いてもらったりしました。わたしの方がお世話になっていたと思います。




「みもざさんも小説書いてみませんか?」
そう言われた時はとんでもない事だと思いました。
彼はそういうHPを持っていまして、そこで自作小説を書いていたんです。もちろんそういうフェチ関係の。
元はと言えば、彼の書く自作小説にコメントしたのが友達になるきっかけでした。
フェチな部分は理解できなくとも、生活を切り取ったような自然なお話が面白かったんです。
でも、そんな性癖を理解していないわたしにはとても書けないし、そもそもわたしの国語の成績は褒められたものではなかったし・・・。
作文すら苦手だったわたしにお話なんて・・・。


ネットの世界は広いです。
彼と同じフェチな方は多く、同種のHPも4つ〜5つくらい存在しました。
不思議な事にそれぞれの方がみんな自作小説を載せてました。
妄想で少しでも補填しようとしていたのかもしれません。


でも、そんなお話を読んでも友達であった彼の書くもののような感銘は受けませんでした。
というのも、フェチな部分しか書かれていないんです。
理解できない人には「?????」なだけです。



『どうしてもっと登場人物にバックストーリーを持たせないんだろう?』
あの人も、この人も・・・。



好奇心がほとんどだったと思います。
「なければ、わたしが書けばいい!」
初めて自作小説というものを書いてみました。
書いている途中、友達には「完成したら送信します(笑)」と知らせたところ「本当ですか!楽しみに待ってます!」、と。
ショートストーリーができました。
最も難しかったのはやはりフェチな部分。こればかりはどうしようもないですから、他の方の書いたものを参考にするしかないです。


そうして友達に見てもらいました。
そこで終わるはずだったんです・・・。
だったんです・・・。
ところが
「みもざさんも人が悪いですね、初めてじゃないでしょう?面白いですから、ぼくのHPに『贈り物』として掲載させてください」
さすがに慌てました!
とてもフェチ小説と言えるものではなく、日常的な話でフェチな部分なんて申し訳程度しか書いてません。
いえ、それ以前にネット公開だなんて!
その「業界」の方から(HP同士の疎通があったのです)顰蹙を買うのは火を見るより明らかです、一般人が紛れてしまったのですから。
彼個人に向けて書いたのです、他の方の目に晒されるつもりなんて全くなく・・・。


結局、「年齢性別等全てを伏せてこっそり公開する」ということで了承しました。
そう「こっそり」でした。告知欄に知らせもなく、イラストばかりの「贈り物」ページの片隅に・・・。
(それが「ひまわり」なんです ^ω^)


2〜3日後、彼のBBSが!
「誰ですか、この作者は!秘蔵っ子を隠していたんですね!」
「とんでもない新人が現れましたね、負けてられない!」
「ぼくも本当はこんな話が書きたかったんです!革命を起こしてくれましたね!」
ものすごいおだてられ方をされてしまい、コメントだらけになってしまいました。
他のHP管理人さんや常連さんや・・・。
各所に飛び火して会場は一時パニックに ><


中でも熱心な方が「Aさん(友達)の所は一般投稿は受けていないはず。私のHPは投稿歓迎ですから、次回はウチに書いてください」とBBSに何度もコメントしては叩かれてしまってました。
たちまち「業界」は炎上してしまい、鎮火させるにはわたしが表に出なければならなくなり・・・。
熱心な方(Bさんとします)と直接、メールコンタクトを取ることになりました。
Bさんは熱血な方で、フェチ解説をとくとくと聞かされました。
これはたまらない・・・。


後はBさんの言われるがまま状態でこの頃には翻弄され、わたしも自分を見失っていました。
「これからはウチの専属とさせていただきます」という条件を受けてしまってました。
ただ、性別は男性を騙ってましたが・・・。







それにしてもあんな駄文で大騒ぎになるだなんて。
よほど業界はネタに飢えていたのでしょうね。


わたしは人から褒められたりすることなんてほとんどなく生きてきました。わたしなんかのしたことで誰かが喜ぶなんてなかったと思います。
『わたしなんかでも人の心を動かせるんだ・・・』
それは戸惑いながらも嬉しくて。。。


「あんなものでよかったら、週一くらいで連載しましょうか?」
なんてメール返信したところ、「それはぼくに対する挑戦状ですね!受けて立ちましょう!」と誤解されてしまったりしましたが、そんな約束をしてしまいわたしの「物書き」活動が始まりました。










だからなんですよね、わたしが下手なのは。
基礎も何もないんです。独学どころか、全くの自己流だけで文字を並べる・・・。


「業界」は厳しい世界ではありませんでした。
フェチな部分なんて一部に無理やり入れただけの駄文ストーリーなのに掲載されるたびに持ち上げられてしまいました。
わたしは嬉しくも毎回戸惑いました。とても褒められるようなものではないと自覚してましたから・・・。


さすがに週一ペースはキツくなってきました。ネタだって尽きます。
「かえでシリーズ」なんてのが生まれたのはそんな背景からです。楽をしたかっただけなんですよね。
新しく何かが書けたらBさんのHPに投稿するという事が2年くらい続いたでしょうか?



ある時
「業界」にウィルス事件が起きました。
仲間うちの誰かが感染し、ウィルスメールがばら撒かれたのです。
「誰が感染したのか!」大騒ぎです。わたしの所にも毎日数通のウィルスメールと思われるものが来ました。
それまで和気あいあいとしていた業界が一転して殺伐としました。
「前からあいつは嫌いだった」なんてメールが届いたり。
疑い合い叩き合い、信頼関係が崩れてゆく様はとても悲しく思いました。
各HPのBBSでは毎日そんなケンカばかりで。


・・・。
感染者はBさんでした。




この事件で業界は縮小しました。
閉鎖するHPが多発し、常連だった方々も去ってゆきました。
発信元のBさんももちろんHP閉鎖。
こうしてわたしの「物書き」活動は一旦終わるのでした。


フェチな話に嫌悪感はなくともついてはいけませんでしたが、日常会話をチャットでする時はとても楽しかったです。
現在でも当時の友達数名と通じてます ^^;











それから数年後。
「あの時みんながウケてくれたのはフェチ小説だったから。それじゃ、その部分を除いて普通の自作小説という形をとったらウケるのかな?」
そんな思いが再燃してきました。「業界」で楽しかった思い出がそうさせたのだと思います。
また仲間を作って楽しくやりたい、と。


mixiで自作小説コミュを立ててみました。
同種のコミュは当時10はなかったと思います。
それでも参加者の方を集めるには、他にない「何か」がなければということで、規制を一切なくしました。唯一「荒らし、叩き厳禁」ということを除いては。
初心者大歓迎。幽霊部員(?)だってアリ。
それにはまず、わたしの下手な自作ものを晒さなければなりません。
「あ、こんなのなら自分だって書ける」と思ってもらう事が狙いでした。
フェチ小説時代の話のフェチ部分を削って、10編くらい載せました。元々フェチ部分は無理にくっつけたようなものでしたから簡単な作業でした。どうしてもストーリーに密着してしまう話もありましたが、それはどうにもなりません。


1カ月で50人ほど集まりびっくり!
それぞれ個性的な方で、みんな人格者。みんな仲良し。
わたしが理想としていた「場」ができました。
小説とは別のトピもいくつか立て、誰でも参加できるようにしました。
コミュから各々友達ができていったり、「イラスト・トピ」で開眼したコもいましたし、もちろんコミュで初めて書いて目覚めた方も多くいました。
参加者の方も好調に伸びてゆきました。





しかし・・・
またしても事件勃発。ネット界とはそういうところなのでしょうね・・・。
わたしを含めた参加者数名の方の作品が2chに晒され揶揄されました。
そして、元凶は・・・わたし。
わたしが粘着ストーカーされたのです。
素行の悪いマイミクさんにメッセで理由を丁寧に述べ、マイミク解除したのですが恨まれてしまいました。
コミュは非公開に。
不穏な空気が流れ、わたしは責任をとる為、管理人から退きました。


mixiでの粘着は執拗に続き、わたしを誹謗中傷するコミュまで立てられました。運営局に通報してもとりあってもらえませんでした。
わたしのマイミクさんのミクアドを2ch晒し・・・。
わたしと関わってはみんなに迷惑がかかってしまう。
退会せざるを得ません。


その後、こっそり再入会しましたが、そこは粘着さん。必ず見つけます。元マイミクさんだった方やコミュ関係をずっと張ってるんです。
・・・また退会。そして、しばらくして再入会。
mixi外にもわたしを誹謗中傷するサイトが確認できただけで3つ存在します。・・・現在でも。
わたしに関する情報量がものすごいんです。日記なんてずいぶん古い頃から保存されていました、粘着される以前のマイミクさんであった頃から。
チラ見して二度と行きませんでしたが。


現在4度目のmixiアカウントですが、もう疲れました。
完全放置状態です。
特に親交の深い方はケータイメールなどで通じてますが。











そして、ここです。

ずいぶん長く語ってしまいました。
気づけばわたしの7年のネット生活を語ってしまってます (^_^)
現在はここは粘着さんにはまだ見つかっていないようですが、時間の問題かと思ってます。しつこさが異常ですから。


そうしたらどうするんでしょうね?
閉鎖するしかないのかな・・・?





先日、某所でわたしが叩かれたのも、こうして遡れば必然な事だと思います。
わたしはトラブルメーカー。
決して否定できない事実。
叩いた方は悪くはないはずです。わたしの参加の方法が間違っていたのですから・・・。