持ち帰り

例によってsophiaの家に行ってきたわけだが、あまりとりとめもなく書くのも何だから話をひとつに絞ろう まがりなりにも私はこのブログの管理人なのだ



絶望先生の新刊、まだ貸してなかったよね」とsophiaが言った
そう言えば雑誌では連載が終了したそうだな 新刊はいつもより薄い気がしたが、おそらく話数的に次の巻が最終となる為こうなったのだろう 次の最終巻も薄いはず



なにげに積まれているコミックを見ていたら気になる本を発見した
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
なんだこの長ったらしいタイトルは sophiaが嫌いそうなラノベ調ではないか 腑に落ちない
「あー、それね 前からみ●●●さんが薦めてくれてた漫画だけど、知らなかった?」
いや、いくら私のアカウントに届いてもsophia宛てのメッセを勝手に見たりはしない だいたいこのPCは半分sophiaが代金を払っているのだ
「面白いのか、これは?」
sophiaがおもむろに私へ正面に向き直る
「み●●●さんがね『●●さんならきっと気に入るキャラだと思います』って言うけど、タイトルがあれで」
やはりこの女もそこが引っかかっていたようだ
「でもタイトルは作者が付けたんじゃなくって編集さんが現代受けしそうなタイトルを勝手に付けたって聞いたから買ったの だってこんなタイトル付ける人が描く漫画なんて読みたい気にならなかったもん」
なるほど…



「だからどうなんだ、これは?」
パラパラと流して目を通すとギャグのようだが
「もこっちさん最高です かわいいし、面白いし、かっこいいし 非の打ちどころがありません」
M氏の眼力もたいしたものだ…
共感できる部分も多いが、こんなクラスメイトがいたら絶対友達になりたいそうだ
気になる… それは非常に気になる
「でも●●●が面白いって思うかどうかわからなくてそのままになってた」



結局それも一緒に借りてきた
帰ってさっき1・2巻を続けざまに読んだ
…いや、なかなか面白いじゃないか sophiaが好きそうなキャラクターと言うのも理解できた
アリをアリ地獄に誘導して逆襲食らってるところなんかは吹き出してしまった なぜ悪の組織口調だw
しかし痛い所も突いてくるなw 確かに共感してしまう部分は多い クラスで楽しそうにしている連中をやっかんでビッチ呼ばわりする所は、私にとっても痛かった
しかし私は思うのだ 女は誰も心の中に「黒木智子」という住人が住んでいる












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