sophia安眠方

Yとsophiaんちに行ってきた
今週もsophiaは土曜出勤で昨日はYと名古屋まで遊びに出たもののどこで何をして遊んでいいのかよくわからない街になっていた 私らも年をとったものだ…
口々に出る言葉は「●●は大丈夫なのか」という事



年齢と共に友人は減ってゆくものだという
Fはどうもあのまま結婚してしまい疎遠になってしまう気がする…
今の所は結婚する気のないYは最も古い私の友人であり「共犯者」だ この女は手放したくない
sophiaもだ 失う事などありえない Yも同じように思っているようだ
昨日からもういてもたってもいられず二人はsophiaに会いたくてしかたなくなってしまっていた



電話で確認をとってから訪れた 雨が降っていたので遠回りになる玄関を避けて勝手口から邪魔した
sophiaは笑顔であったがやはり疲れが見て取れた 私の目はごまかせない
勝手口からは台所を通ってゆくのだがYがものも言わずコンロの上の鍋のフタを開けた 「やめてよー」と言うsophia 黙ったまま無表情なYはフタを戻す
特に意味はなかったのだろうが、後になってその様がおかしくて私一人で思い出し笑いをしていた Yは天然だ 普通人んちの鍋の蓋を勝手に開けるか?



sophiaか気遣って何かと話しかけてくるが今日の課題はそうじゃない 昨日私が伝授した「sophia安眠術」をYができるかどうかだ
sophiaは疲れている様子 うまくやれば簡単な事
ベットに寝かせて右腕は胸に、左腕をとり傷跡を優しく撫でる sophiaが黙って笑顔になればうまくいっている証拠 そのまま続けていたら眠りに落ちるはずだ
やるな…ぎこちなくも見えたがsophiaは眠った 疲れていたのだろう だが寝かしつけた後スカートの中を覗くのは余計だ




Yも私化してきている あの女に友情とはまた違った感情が芽生えている あの安い石鹸の匂いも覚えたようだw














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