妨害するもの













RED WARRIORS / ルシアン・ヒルの上で 】





「グッバイオレたちの 小さな傷跡と 叶うはずのない夢に乾杯さ」
儚いものなのですよね・・・。シャケ彦さんのギター、カッコいいよね *_ _)σ
今日は秋風が吹いています。。。










ドラえもん」に独裁スイッチという道具があった。気に入らない者を消してしまうスイッチだけど、本当はハッタリ道具で、そんな独裁者をこらしめるものだった。


ぼくは子供の頃にそれを見てから、ある願望が芽生えた。
独裁スイッチで消された者は、最初からこの世には存在していなかったことになっていた。
その部分だけを目的としたハッタリでもない「消滅スイッチ」があればいいのに・・・、と。スイッチを押せばぼくは消滅し、最初から存在しなかったことになる道具。


ある時、姿は見えず声だけが頭の中に響いてきた。
「これからオマエの願望だった消滅スイッチを目の前に出す。ただし、スイッチが現れるのは0・5秒間だけ。考えるヒマはないから現れたらすぐに押さなければなくなってしまう」
ずっと望んでいたぼくに迷いなどない!
スイッチが現れると、ぼくはそれをすぐに押した。


・・・・・・・・・・・・。
ぼくは消滅していなかった。どうやら押すのが遅れてしまったようだ。
・・・どうして?