偽随筆 ・ ジャーマンでもいいのでは?










今日は午前中にお仕事が片付いたから、お風呂入ってから遊びに来ました (=゚ω゚)ノ
・・・来た時になんか、またコープランドさんがパソコンでコソコソしていましたけど・・・。またわたしの悪口書いていたでしょぉ〜?
でもいいの。ギュッてしてくれたもん (〃∇〃) 千明ちゃんにはほっぺにキスされたし (^ω^;) イツモ、キュウナンダカラ・・・






萩原健一 / ラストダンスは私に】
あまりに多くの方がカバーしていますから、オリジナルがオボロゲになっていますが、ドリフターズ(コントじゃないよ)というバンドの曲みたいです。でも、日本人が一番多くカバーしているみたいですね。



わたしが最初にこの曲を知ったのは、師匠のアパートで観た「いつかギラギラする日」という映画のEDでです。主演の萩原健一さんが歌っているものでした。つまり、コレ。
ライブ音源のリメイクなのか、間奏部分が長めです。映画のEDでは作中の場面場面が静止画でいくつも映し出されたいくつしなかったです、というかそこが好きだったのだけど (^_^) その映画のラストがあっぷされていたらよかったのになー。。。




サビの部分の歯切れの悪い歌い方が好き。
先にも言ったよーに、多くの方がカバーしていますが、ロック調なのはわたしが知る限りではコレだけです。











改めましてこんにちは、ソフィアなのです。
ずっと忙しくって、なかなか更新できませんでした。
そんで、会社の今のチームには昔「なんでも箱」みたいなのがありました。マンガやCD、DVDとかをチームのみんなが入れて自由に借りていたりしましたが、ある一人の人が借りパクばかりするからなくなってしまったんですよね・・・ (;−"−) イツモノアノヒトナンダケド
それで、最近は別室のは○○○さんの所に、信用できる人だけで復活させたんです。もっとも、あの人だけハブる感じなんだけど。


こないだ、たまたまその箱から借りた「ドクムシ」というマンガを読みました。借り物だから作者とか連載雑誌とかよく見なかったんだけどね。
密室状態に数人の見知らぬ者が集められ、脱出するか殺し会うかというよくあるオカルトバイオレンスなマンガでした。
箱にあったのは1巻だけで、それ以降が出版されているのかどうかわかりません。


わたしがこのマンガで思ったのは「コレ、1巻じゃなくってここで終わっても成立するのでは?」ということなんです。
最後は一番凶悪そうな男性をおとなしい主人公とやっぱりおとなしい女の子が(百合で好きな女性を守る為)いきがかり上殺してしまうところで終わっています。女の子が目的を果たして虚ろに笑って、「ぼくたちは、これからどうなってしまうんだろう・・・」で終わっています。



作中では当然、ここに集められたのはなぜか?という部分の謎に考えるくだりがあります。
そこで、オカルトマニアでリーダー的存在な男性が言うには「これは蠱毒じゃないだろうか?」と推察するんですね。
蠱毒とは、壺などに様々な毒虫を入れて蓋をし、殺し合い食い合いをさせて最後に残った一匹を呪術に使うというものだそうです。
閉じ込められているのは学校の校舎。窓は鉄板で全て塞がれ、ドアはもちろん鉄製でロック。明かりはついて水も出るけど食糧はどこにもない。みんなが最初に目覚めた教室には7日間を時間でカウントダウンする表示。
そしてどこの教室にも監視カメラがあり、ある教室だけ4つの監視カメラがあり、そこには鎖でつながれた大きな肉切り包丁とコンロと土鍋。
他には何もないところからそう推察したんです。
水だけ確保できれば7日間は生きられるけど、栄養失調で危険な状態になるし、タイムアウトして解放される保証もありません。


殺された凶悪な男性は粗暴で、過去に故意ではなくとも、罪のない一家を事故死させた経歴がありました。


・・・・・。
どうでしょう?これだけの情報でもう充分じゃないですか。タイトルの「ドクムシ」という部分を含めて。
集められた人は、殺された凶悪男性同様に外道な過去や性質を持っていると予測できます。それはラストでの女の子の虚ろな笑いからも想像できます。
どんなにおとなしそうだったり、紳士的でもみんな「ドクムシ」。
たぶん
2巻では殺した男性を本当に食べるかどうかとか、そんな展開になったり誰かが誰かを殺したりというようになると思います。



マンガなどで謎を残したまま終わらせてしまうことを「ジャーマン」と言いますよね。
なぜドイツ?と思うところですが、わたしが知る限りのことを言いますと・・・
プロレス技で「ジャーマンスープレックス」という技があります。相手の背後に回って腕を羽交い絞めした状態でエビ反って後ろに後頭部を叩きつけるとゆー。(違っていたらごめんなさい)
そんで「稲中卓球部」で、叩きつけるのではなく投げてしまう「投げっぱなしジャーマン!」なんてのがありました。
そこから「投げっぱなし」にすることを略して「ジャーマン」と言うようになったのだと思います。
マンガで話を広げて謎を残したまま、投げっぱなしにして終わらせるから「ジャーマン」。


賛否はありますが、場合によっては「ジャーマン」アリだと思うんですよね。
下手に伏線を回収したり、広げた風呂敷を畳もうとして駄作になってしまうなんてよくあります。
だったら、ジャーマンの方がマシだと思うんです、読者がそれぞれその後の展開を創造すればいいんです。
名作「AKIRA」でさえも、わたしは2巻で終わっておけば・・・、なんて思うんですよね。覚醒させてはいけないAKIRA君を起こしてしまって、寝ぼけたAKIRA君が「力」を発動させてしまって、軍隊も鉄雄君もみんな木端微塵でいいじゃないですか。で、瓦礫の中から主人公の金田君や数人が奇跡的に生き残って出てきて・・・。それで充分です、わたし。


彼岸島」というマンガがあります。
本来は10巻くらいで終わっていいものだと思うのですが、今現在、何巻まで続いてしまっているのでしょう?
とにかく引き伸ばし引き伸ばし・・・。
作者も出版社も描けば気になって読み続けてもらえるからお金になる。
これが最近の風潮なんですよね。昔のマンガは潔く完結したと思うのですが・・・。
でも、引き伸ばしの読者がついて来るように描く技術が必要で、それはそれで難しいものなのだと思いますが・・・。


作品にお金が絡んだように感じてしまうと、わたしはシラケてしまいますが、一般的にはどうなんでしょうね?
駄作になってもいいから完結しないと気分がモヤモヤしてしまうのでしょうか・・・?