療養中

私だ…copeland
今回はちょっと残す格好の記述になるから、いつものようなだら書きはできない とは言え、私にかしこまったように書けと言われても無理なのだが






どこから話せばいいのか
とにかくこの三連休の間、sophiaは私のところで滞在する事になっている つまり、現在ここにいるのだが…、食後の今は少し寝ているようだ
色々あって昨夜の晩、sophia宅に迎えに行った ひどくsophiaの両親には恐縮され拝まれてしまって実になんと言うか…
いくら私が「私はいつも一人で暮らしているから●●さんが来てくださる事は大変嬉しいのです」と言ってもちょっとわかってもらえそうな雰囲気ではなかった



色々あっての部分を略してはならないな どうも調子が狂う
sophiaには話したからもういいのだが、先週ペットレスの話を書いた 例によって消してしまったが
そのみもざ君を失った事でsophiaの具合がよろしくない なんとか会社には出勤していたが、相当無理をしているようなのだ
あまり食べていないようで、会った時少し人相が変わってしまったように見えたくらい痩せてしまっていた 実際4キロほど体重が落ちているそうだ 元々痩せ気味なだけにちょっとマズい…
家にいると何を見てもみもざ君を思い出して辛いと言う 家中を飛び回っていたのだから
そこでこの連休中は家を離れて…ということなのだが、sophiaは私のアパートで静養したいと家族に望んだそうだ
sophiaの母親から電話があり「重々ご無理を承知で図々しいお願いかと理解しているのですが…」という要望に私は二つ返事で了解した 私を指名してくれたことが素直に嬉しい
拝まれるような事なんて何ひとつないのだが…… むしろ話を聞いてこちらから私のところでひきとりたいと思った
玄関先でsophiaの両親と私はお互い何度も頭を下げ合い、sophiaは半べそをかいて「ごめんね、ごめんね」を繰り返す
一体何をしているのだろうか、と



私が最も心配していた事が的中してしまったわけだが、まあ大丈夫 sophiaは安定している
時々ぼーっとはするが、普段とたいして変わりはない
さっきも食欲はいくらか戻ってきたようで普通に食べていた とにかく体重は戻さないといけない 身体まで壊してしまうからな


sophiaの二面性 世話好き委員長な面と「エレーン」な面
現在は「エレーン」の方が出ているが特別な事ではない
もっとも「エレーン」な面と言っても、ずっと前に私が書いて消してしまった記述からの引用だから何の事か覚えている方もいないだろう
そういうタイトルの曲から連想される人格というか… まあ要するに「心の闇」の面がちょっと表に出ているだけだ
誰だって落ち込む事はあるだろう sophiaの場合少しだけその落胆度が大きいだけだ



ここで今回の用件なのだが、そういう事だからsophiaはちょっと顔出しはできない
この死にブログはどういうわけかやたらとカウンターが回る やはり告知だけはしておいた方が…と思った次第だ
PCに向かわせることなく、今はそっとしておいてやりたい
ちなみに私が此処を死にブログ扱いするのは「自作小説」と謳っておきながら、それらしいものを書いていないからだ
私とsophiaの独り言ブログになっているw







結局、私のだら書きになってしまった……
sophiaは静かに眠っているな
だら書きついでに同じ事を繰り返し書いてしまうが、sophiaとの出会いについて、寝顔でも見ながら思い出して書いてみようか 以前書いたものは消してしまったのだし








高校2年の5月だったはずだ 翌月に控えた修学旅行の班分けが行われた
自由に仲の良い者同士がグループを作ってゆく 6人でひとつの班と決められていた
子供の頃から仲間付き合いは煩わしいと思っていた私… 1年の時に知り合ったYと二人でぼんやりしていた 最後にどこか人数が少ない班にでも適当に入れられるだろうと思っていた
そのはずが、グループ分けが始まってまだわらわらしている中、一人の女が飛んできた
「●●さんたちは二人だね!私たち4人だから一緒になろうよ、ちょうど6人でひと班になるから!」
有無を言わさない感じでその女は私の手を引いて自分らのグループに連れ
「●●さん確保できたよ!よかったよ、他にとられなくて」
と… 私はどこに入れられても文句を言える立場ではないのだが、まさか勧誘されるとは思ってもいなかった だいたい私ら余り者を誰がとると言うのだ
この「変な女」こそがsophia…、●●●●だった
sophiaの友人であったFともここで知り合うこととなる




私とYは素行が目立って悪いわけではないが、たまに学校をサボったりくらいはしていた
制服は入学式と卒業式だけはネクタイ着用とされていたが、普段はリボンというか紐だな、あれは それでも可とされ、ほとんどの生徒は気軽なリボンだった だらしなくネクタイをするのは悪の証みたいな感じだったのだが、私はそうしていた 悪ぶっていたのではなく、リボンという少女趣味のような様が私には似合わないと思っていただけだ Yも私と同じようにネクタイを緩々にくずしていた 私はそうでもなかったが、Yはスカート丈もやたらと短かったな 遊んでいるように見られてもしかたない
そんな外見だから、私たちはクラスで疎んじられていたと思う 一応お嬢様学校と言えるような校風だったからな
私もYも高校生という年代にありがちな不貞腐れた態度でいた 早々と学校なんて卒業してしまいたいと思っていた……


sophiaの存在はなんとなく見て知っていた 席がわりと近かった事もあるが「変な女」で目立った感じだった
昼食の時間、仲間うちで集金して購買に買出しに行っていた そのくせ自分は弁当を食べている つまり購買についでの用事などはないのだ まるで使いっ走りだがそれを自らやっていたのだ
苗字は知っていたが、名前まで正確には知らない 「●●子」と呼ばれていたからそういう名前かと思ったが本名に「子」はつかない まあ、一種のアダ名だな
懐かしい…
2〜3回、朝の下駄箱で会った時「おはよう」と声をかけられたこともあるが、私はまともに返した記憶がない 首の動きだけで反応… それでもsophiaは笑顔だった
これが「世話好き委員長」なsophiaの一面だ


そうだ、今急に思い出したのだが、結局sophiaとはその修学旅行以来笑って話せるくらいに親しくなった 当時の私にはありえないような変わりようだった
いつものように購買に行こうとするsophiaに「たまには私も頼むか」と冗談で紙キレに「せんえん」と書いて「釣りはいらん」と言って渡したら、ひどく心配顔で「お金、足りないなら私が貸すけど…」と真に受けられ、私はあわてたものだ Yはしつこいくらいに笑っていたっけ Yも私同様に変わり、ふてた態度はまるでなくなったものだったな
本当に懐かしい



私がsophiaをなんとなくだが意識して見ていたと同時に、sophiaも私とYのはみだし者を意識して見ていたそうだ 後になって理由を聞いても「なんとなく仲良くなれそうに思った」としか答えない
そんなはずはないだろう?当時の私たちは関わりを持ちたいと思うような人間ではなかったはずだ……
しかし、その言葉を裏付けるように、修学旅行の班分けで一緒になってからsophiaはやたらと私に馴れ馴れしかった この私が圧倒されそのままのまれてしまったくらいだ
修学旅行先の北海道では、ずっと私の手を引いていた ずっと笑っていた




そういう女なのだこいつは
このあたりまでにしておこうか… これは消すことがなくsophiaにも見られるとなると、これ以上書くのはちょっとどうも……
だな


そんなところだ






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