偽随筆 ・ トラウマとか・・・










【ジッタリン・ジン / サヨナラ】



い○○さんから借りたCDで、お気に入りのもう一曲がコレです。シングルになっていたみたいですね。
返す時に「コレとコレが特に好きです」って言ったら、「あ〜、こっちのシングル曲はぼく、トラウマなんですよ・・・」って。。。
・・・はい、もうそれ以上言わなくっても全てわかってしまいました。本気で愛していらしたのですね、「その方」を・・・。





「この曲ですね、何度か聞いているとボーカルの声が本当に遠くに去ってゆくように小さくコダマする感じがするんですよ」
そんなことも言っていましたが、これは本当でした!トンネルの奥の方から聞こえるよーな気がするんです。
なんかねー・・・。
トラウマになるような、大きな失恋をした人にはそう聞こえるんじゃないかって思いました。







改めましてこんにちは、ソフィアなのです。
今回のテーマはトラウマ。
それはもう、誰もがいくつも抱えているものだと思います。人間は生きてゆくにしたがって、傷つくことばかりが上手になるものです。
このあたりはわたしが多くを語らなくってもいいんじゃないかなぁ?


細かいことを言えば言葉ひとつがトラウマになったりするものです。
わたし「ネットサーフィン」という言葉が嫌い、と言うかトラウマです。
ミクシィ時代、粘着おジさんに最初に2ch晒しされた時は、小説コミュの相方の方から知らされたのですが「ぼくはコイツこそがスレ立てた犯人だと思います。広大な2chでスレ立って、10分くらいで発見してぼくのところに知らせてくるなんておかしいです」と・・・。
そのメッセに「ネットサーフィンしていたらerico叩きスレを発見www」といった内容をコピペしてあったのです。
もうほとんど聞かない言葉ですよね。当時からすでに死語化していました。
東北の最北端、内陸部の雪深い小さな街の家に20年ひきこもっている人にはきっと「ネットサーフィン」という言葉がカッコイイとでも思ったのでしょう。サーフィンなんてスポーツは自分と対極にあるものだから・・・。


あと、ワンコは大好きです!
でも長くは触っていられません。ペットレスしてしまった過去を思い出してしまうのです・・・。大好きなんだけど苦手なのね。
先代のみーちゃんもトラウマ。死に際の三日間と最期があまりに「飼い主孝行」すぎて。。。その節はコープランドさんにずいぶん心の支えになってもらいました。(そのへんは日記に書いたはずです)


中学生の集団も怖いです。
そーゆー中学生時代を過ごしてきたから、その年代のコはちょっと・・・。高校生以上のコは平気なのですけど (^ω^;) オハナシシテテタノシイモン
やっぱりトラウマなんですね。


いくつもトラウマなんてあるし、あげればキリがなくなってしまいます。でも、それじゃただの愚痴日記ですよね。
で、
何かエッセイっぽいことを書かなければならないのですが・・・。
「トラウマ」って言葉が日本語として定着してどれくらいになるのでしょう?わたしが小学生頃は聞いたことなかったです。
でね、この「トラウマ」って言葉は実に便利というか、欠かせない言葉だと思うのです。
それまでは「傷ついた」とか言っていたのではないかと思うのですが、そーやって言うと心の弱さを露呈してしまうようで言いにくいものだったんじゃないかなぁ。。。(´-`).。oO 
元は心理学用語なんだけど、心の弱い方には必要な言葉だと思うんですよ。
「あー、それトラウマだわ」って言えば、事の重大さも伝わるし、言いやすいですよね。カタカナにして専門用語にすれば、ストレートに言うより恰好がつきやすいです。
わたしなんて、パソコン持っていた頃は「虎馬」って書いていたくらいです ( ´艸`)
聞いた方もそのへんは気を遣って話すようになるはずですし。


でもね、本当の解決はやっぱりトラウマを克服することなのですよね。
それには別の人が一緒に同じ気持ちを共有して、同じようにトラウマを負うことが大事なんじゃないかなぁ。。。
ほら、何かの歌であったじゃないですか、「二人なら悲しい事は半分」って。大勢ならもっと少なくなるはず。
ありきたりな結論になってしまいますが、人の気持ちをわかってあげるということはとても大切なのですよ。わたしは大事な人にはいつもそうありたいと思っています。
・・・いい子ちゃんぶってるみたいでアレなんだけど。
大事なのは「人の話はちゃんと聞くこと」だと思います。そうでないとトラウマに触れさせてもらえません。
そして、どんな形であれ吐き出してしまえば消えてゆくものだと思います。今回、冒頭で「ネットサーフィンって言葉はトラウマ」と書いた時点で、わたし少し楽になれた気がするんです。


一方、人間の力ではどうにもならない大きなトラウマもあります。
会社のシルバーさんがこんなことを言っていました。
「棺桶に片足が入ると、昔の思い出はみんな楽しかったことに思えてきてなぁ。辛かったはずのこともなんか微笑ましくなるもんだて」なんて笑っていたりするんですよね。
つまり特効薬は「時間」なのです。ちょっと気の長い話ですが、これは効くみたい。。。
・・・うん、できればそんなトラウマは負いたくはないものですね。避けることは難しいのですけど。



それじゃ、最後にわたしのトラウマな曲を・・・。この曲はご本人も唯一封印曲として抹消しようとしているみたいです。きっと、トラウマを含んでいるのだと思います。
コレ、通して聞くことができないんですよねー、辛すぎて。
「苦しい嘘で笑う」ならまだマシです。吐き捨てるように逆ギレ気味に言われたりされたら・・・。



谷山浩子 / ゲームの終わり】