偽随筆 ・ バカにつける薬








暑いです ⊂(´ω`⊂⌒⊃"
もうね、いいんですメジャーだとかマイナーだとかなんて。
なんか、あれこれ選曲する気になれなくって・・・ (^ω^;)


【TUBE / SEASON IN THE SUN】




80年代の曲ではあるのですが、夏の定番ですよね。










改めましてこんにちは、ソフィアなのです。
いきなり投げやりな感じになってしまっていますが、暑すぎです (x_x) 暑いのはどーにも苦手でして・・・。
そんで今回、あれこれ頭の中にシワを増やすよーなことはやめて思い出話でも。。。


小学5〜6年生の時、クラスにある男子・・・伏字にすると長くなるからJ1君としておきましょうか?(なんか本名バレてる?)そんな名前のコがいました。クラス一のお調子者で、人を笑わせる為なら担任にビンタされてもかまわないとゆー筋金入りのコでした。
5年生の時にみ○○ちゃんが転校してしまって、失意のどん底にいたわたしでしたが、彼の不意打ち的なギャグにはつい吹きだしてしまったものです。
J1君はともかく他に類を見ないほどの「プロ根性」のようなものがあって、そして天才的でもありました。小学生離れした天性の素質がありました。
今になって思えばDTの松本さんの影響を強く受けていたと思うんだけど、みんなを笑わせたりする一方で一般には難解なギャグも混ぜたりするんです。そんな時に笑うのは、わたしとに○○○君だけで、J1君のギャグを自分が一番理解しているってお互い思っていたんじゃないかなぁ。。。
普通に話しててみんな気づかないけど「あ!今スゴイギャグを混ぜた!」って、わたしとに○○○君だけ吹きだしていたりするんですよ。J1君はそんなわたしたちの方を見て「ニッ」と笑うのです。
はい!見逃してはいないから!
急に思い出したのですが、水泳の時間お腹に胃の形をマジックで描いて「胃」って・・・。当然、先生には「フザけるな!」とビンタされていましたが、わたしはその姿でビンタされている様子そのものがギャグだったと思っています。全て計算だったんですよ、きっと。だってみんな爆笑していたもん。キレる先生をツッコミに想定するという高度な技術です。


よくコープランドさんたちに、わたしの笑いの沸点がよくわからないって言われるけど、自分ではちょっと高いつもりです。プロの芸人さんでもよくいますが、ただ大声をあげるだけの人なんて素のままで、少し荒れた爪先とか見てしまっています。醒めてます (-_-)
決して大声芸人さんが嫌いじゃないんですよ。おもしろい人はおもしろいと思います。やみくもに意味もなくただ大声ばかりあげるのがつまんないだけなのです。
あと、言ってることそのものがおもしろくないのも当然笑えません。ブームで人気があっても「こんな人、一年ももたない」ってすぐわかります。いくら滑舌があってもつまんないものは根本的につまんない。
だからと言って、わたしがおもしろいことを言えるかとかは別問題ですよ。


わたしがこんなふうになってしまったのは、J1君のせいなんです。彼のセンスは本当に天才的だったと思います。J1君の洗礼によって、笑いの沸点が高めに設定されてしまったのです。
でも、J1君は小学校と中学校で一年づつ特殊学級に入れられてしまっていたんですよね・・・。だけど、彼を頭が悪いなんて一度も思ったことはありません。むしろ、頭はよかったんじゃないかなぁ。ただ学校で習う勉強が嫌いなだけだったのでしょう。
みんなはJ1君を「バカだ、バカだ」と言います。わたしも「このコ絶対バカだ!」って思いました。
賢明な方はもうわかると思いますが「バカ=頭が悪い」じゃないんです。むしろ彼に対する「バカ」は褒め言葉。
あ、
ここでひとつ。
関西弁を話す圏内では「バカ」は禁句で、一般で言うところの「死ね」と同等の悪意があるそうですね。「アホ」と言わないといけないそうです。「バカ」と言ったら本気で怒ってくるそうです(昔、師匠から聞きました)
そんなお笑いのメッカである地域でもやはり「アホ」は褒め言葉でもあったりします。
言葉は本当に難しいもの。同じ言葉でも真逆のニュアンスでもあったりするんですよね。


中学を卒業して、大学生の時にJ1君と一度だけたまたまドラッグストアーで会ったことがありました。
彼は高校には進学しませんでした。そんで、声をかけられた時「おー、すっかりハンサムになったなー」なんて言われてしまいましたが ( ´艸`)
彼は長距離トラックドライバーをやっていて、地元にはほとんど帰ってこないそうでした。その時「コレ見てくれよ!」と見せられたのが免許証。種類のところがほとんど埋まっているんです。大型特殊やトレーラー、大型二種まで・・・。
いくら中卒でも就職には困らないことでしょう。トラックだけじゃなく、タクシードライバーやバスの運転手だってできてしまうんですよ。
やっぱり頭が悪いなんてことはなかったんです。
でも、その写真はやや上向きなのか鼻の穴が丸出しでした。そういうところは変わっていません。絶対わざとです、あのコ (^ω^;)
リポビタンのなんか少し高級なのを大箱買いしていました。「ユンケルは体力の前借りだから、これくらいのがいい」みたいに言っていたから、「そーゆーのって本当に効くのかしら」と言うと、「当たり前じゃん、しょん○んが黄色くなるんだから効いてないはずがない」だって ( ̄▽ ̄|||) ソーデスカ・・・
おまけにくれたチョコラBB数本をわたしにくれて「の○○も、こいでしょん○ん黄色くして元気になれ」って。変わっていなかったですね。
そうして改めて「この人絶対バカだ!」と笑ってしまうのでした。


「バカにつける薬はない」と言います。
当然です。それはきっと、治療してはいけないものなのだから。。。