偽随筆 ・ 映画「野生の証明」














【映画『野生の証明』予告編】












改めましてこんにちは、ソフィアなのです。
今月10日、高倉健さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。


高倉健さんといえば、唯一ハリウッドで認められた日本人俳優とさえ言われています。
でも、わたしはあまりよく知らないんですよね・・・。「幸福の黄色いハンカチ」と「野生の証明」くらいしか観ていなかったりします。
「幸福の〜」はあまりに有名な映画で、何度もTV放映していますよね。
昨夜、追悼番組として「南極物語」をやっていましたが・・・、最初の数分でなんかなー、って観るのをやめてしまいました。
はっきり言って、あざとい感じがしたんです。


そこで、どうせなら「野生の証明」をまた観たいなー、と思った次第でして (^_^)
あまり、高倉健さん主演映画としてとり上げられませんが、すっごくハマり役だと思うんですよね =゚ω゚)=3 カッコイイ!
今日、ここに来る途中でレンタルに寄ったけど、やっぱり貸出し中になっていました・・・。


薬師丸ひろ子さんのデビュー作でもあるんですよね。とてもいい感じだったと記憶しています。
そもそも、なぜコレを観ていたかといえば、森村誠一さん原作だったからなのです。。。
もっとも、原作とはずいぶんストーリーが違いますが、よくあることです。原作は原作、映画は映画で別物なんです。


豪華キャストなのですが、その主要人物のほとんどが他界してしまっているところに時代を感じます。
当時の角川映画はすごかったらしいですね。上映されれば、必ずと言っていいほど話題作になったそうです。
薬師丸ひろ子さんは看板女優さんだったみたいで。


でも、彼女のデビュー作ではあるけれど、わたしは高倉健さんのシブさにウットリしました ( ´艸`)
当時の角川文庫を、古本屋さんで入手したしおりに、この映画の宣伝が載っていたりしました。
「男はタフでなければ生きてゆけない 優しくなければ生きている資格がない」とかいうキャッチコピーがあったりして「名コピーだなぁ・・・」と思ったり。
あと、主題歌もいいですよね ( ̄∀ ̄)ノ 「男は誰も皆 無口な兵士 笑って死ねる人生 それさえあればいい」なんてカッコイイじゃないですか。歌詞が映画の内容と合致していると思います。


今回テーマにしたものの、あまり内容に触れられないのは、観たのは大学生の頃で忘れてしまっているということと、ネタバレしてもしかたないということですね・・・。
いぶし銀的良作は余計な知識はあまり持たないで観る方がいいんです。そういうものでしょう?
高倉健さん追悼に観る映画を・・・と思っている方がいたら、おススメですよ φ(・ω・ )