偽随筆 ・ トネガワ

















The Velvet Underground / White Light/White Heat 】


感性の問題ですね。
コレを退屈だと聞く方がいるのもわかります。でも逆に、何か耳に残って「感じ取る」ことができる方もいるのです。



なんだかんだで、ベルベッツの最も知られた曲ではないでしょうか?














・・・迂闊でした (;−"−) まぁ、コープランドさんだからいいけど。


改めましてこんにちは、ソフィアなのです。
「中間管理録・トネガワ」売れているようですね。本作の「カイジ」が相変わらずの引き伸ばし連載になってしまっているから。


知らない方の為に簡単に解説しますと、「トネガワ」は「カイジ」のスピンオフです。本作「カイジ」の第一章に登場した中ボスが利根川さん。それ以降登場はないものの、カッコイイ悪役としての根強い人気があるのです。
その理由として、名言や例え話などが非常に説得力があるからだと思うんです。そして、カイジ君も「優秀。会長がどんなに毒づこうと、これまで会ってきた大人の中でとびきり優秀な大人」と認めています。(その優秀さを逆手に取って自爆的手法で倒すのですが)
そんで、「トネガワ」は、アシスタントにより、利根川さんを主役に第一章以前のエピソードをギャグ調に描いたものなのです。
わたしも利根川さんは大好きなキャラでしたから楽しめています。弟が買ってきてくれるのを読んでいるんですけどね (^_^)


たまにはメンドくさい作品解説ではなく、読者視線で語りましょう。
自分を「ワシ」と言うから、60才設定くらいでしょうか?奥さんは?そもそもそういう「ニオイ」を感じさせません。とてもストイックな感じですね。人生経験はとても豊富で難しい知識や新しい流行にいたるまで幅広く使いこなす話術を持っています。・・・でも女性関係だけはウィークポイントなのかな? (^ω^;) ステキナ、オジサマナノニ


それにしても解せないのは、なぜ兵頭会長はあんなに利根川さんをイジメるのでしょうか?
最後は焼き土下座で再起不能にしてしまったり・・・。
つまりはアレなんじゃないかな?「優秀だから」ということ。絶対的なNo2は作りたくなかったからではないでしょうか?
部下にも信頼があり、自らの立場を脅かす存在になりかねないと兵頭会長は読んでいた?
実際、利根川さんが帝愛から独立したら、優秀な人材を持っていかれてしまうことでしょう。それは一大事。
出る杭は打たれるのです。


とはいえ、基本ギャグマンガです。
大盛りカツ丼を食べて戻ってきた時「今のワシに触ったら、どうなっても知らんぞ」と真顔で言うとこは声出して笑ってしまいました (>▽<)b
でも、ここまで壊されてしまうと、本編「カイジ」での再登場は難しくなってしまいました。